墨田区・鐘ヶ淵、降りたことのない駅ですが、とても評判のいい焼鳥屋さんがある。「鳥田中」さんは食べログBronzeにも輝く、万人受けするお店。
電車を乗り継いで、夜道を歩いて、目的の場所に到着しました。
Google mapを見ながらでなければ道中不安になってしまうような住宅街。お店はひっそりとありました。すでに予約の1回転目が終わったのか、少し早めの到着でしたが空席も見えます。待ち時間なしで、カウンターの端に案内されます。
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度肝を抜かれた本格前菜
乾杯してすぐ、最初に出された前菜に驚きました。まったく予想しなかったレベルの素晴らしい一品料理の数々。
それもそのはず、大将は京味のご出身だとか。舌鼓を打ちまくりますす。
- 丹波地鶏の胸肉、錦糸胡麻味噌和え
- 下関もずく酢
- 京鴨ハツ刺
- はねっ娘会の枝豆(旨味が強い枝豆、ちなみに楽天でも買えます)
- 久世茄子の煮浸し

つづいて、挨拶代わりの天ぷら。
鱧、アスパラは塩で、茄子は辛子醤油でいただきます。このあたりからは、みんなで日本酒モードに。まずは作をチョイス。
- 丁寧に処理された鱧(はも)
- 柔らかな茄子、辛子醤油を合わせて
- アスパラ
そして、京都直送の丹波地地鶏の湯引き造りは、以下4種の盛り合わせ。
- 丹波地鶏ハツ
- 砂肝
- レバー
- 黄身和え
1本200円くらいなのに美味しい串の数々
怒涛の序盤でかなり心が満たされつつありましたが、メインの串に進みます。まずはおまかせ串7本(1,500円、安い…)を注文します。
箸休めには漬物の盛り合わせがついてきます。
- 京鴨ささみ
- レバー
- ぼんぺた(腰とテールの部分のハイブリッド)
- 金針菜
- つくね
- 長芋
- 手羽
串も本当にすばらしいクオリティ。そう簡単に来られるお店ではないので、皆がんばって追加注文していきます。各地の銘酒をお供に、食べ進めていきます。
- ふりそで
- ねぎま
- 砂肝
- そり
- 椎茸
どれもポーションがしっかり、脂も乗っているのでお腹も満たされていきました。椎茸もタレといい感じにフュージョンしていて旨味たっぷり。
〆ももちろん抜かりなし
最後の〆には丹波地鶏の鶏スープ(250円)は外せません。そして、以下のシメご飯たちも注文。人数がいると色々楽しめていいですよね。
- 親子丼 小(550円)
- 丹波地鶏のそぼろ丼(680円)
- 鶏そば 本日のスープ(680円)
鶏スープは安定のほっこりするお味。そぼろ丼は甘めのやさしい味付けでした。そして、鶏そばはその日のスープにもよるのでしょうが、割と濃厚なお味。
最後には、お茶と濃厚プリンをいただきご馳走様となりました。
とにかく安い、大満足でご馳走様
お腹も心も大満足、予定していた2軒目にいく気持ちもなくなりました。
そして、驚いたのはお会計。これだけ飲んで食べて1人4,000円台。信じられないコストパフォーマンスですよね。
ご兄弟とお母様で切り盛りされるアットホームな焼鳥屋さん。本格和食のような前菜にはじまり、値段を気にせず楽しめる串とお酒。コスパ抜群のすばらしいお店でした。予約をとってくれた同僚にも感謝感謝です。