野球で重要な道具のひとつがバット。打者としてはこだわりが出るポイントです。
以前の記事で芯のせまい木製バットで練習することで、正しいインパクトやスイング軌道のチェックができる話をしました。
しかし、試合ではできるだけ確実に、そして遠くに飛ばしてチームに貢献したいものですよね。
日進月歩で進化する軟式野球専用のバット、その先駆者でもあるビヨンドマックスの最新モデルを今回手に入れたのレビューしていきます。
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軟式野球の歴史を変えたスーパーバット・ビヨンドマックス
2002年突如ミズノから発売されたビヨンドマックス。落合博満氏が試打して柵越を連発したという記事がありましたが「落合だから道具関係なくホームランでしょ」とスルーしていました。
ビヨンドマックス開発秘話の参考HP: https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2018/08/26/___split_80/
しかしながら、そのえげつない飛距離が人気となり、またたく間に軟式野球界に浸透し、今ではトップブランドとなっています。
年々向上するビヨンドマックスの性能
大学準硬式から草野球にうつった当初は独特の打感がいやで金属バットを愛用していました。しかし、どうにもビヨンドマックスで打つバッターの打球が速い。軟式ではほぼなかった三遊間を抜けるゴロや、余裕で外野の頭をこしていく打球などなど。
ミズノのHPでも15年以上つづくビヨンドマックスの歴史をまとめているように、年々飛距離と打感が向上していきました。さすがに時代においていかれるわけにはいかないと、意を決してビヨンドマックスを購入したのが2015年。これには自分が好むミドルバランスがちょうど発売されたことも後押しとなりました。
以降はこのビヨンドマックスミドルにどっぷり、他のバットには目移りしません。正直、木製やただの金属バットをもったバッターの場合は外野の守備位置を前にするほどの違いを感じています。
なお、これまでの自身のビヨンドマックス歴は以下の通りです。
- 2015年 ビヨンドマックスメガキングミドル 84cm
- 2017年 ビヨンドマックスギガキングミドル 84cm
現在試用中のギガキングミドルも早3年目になりますが、まだまだ同社の売れ筋商品であり続けています。
最新モデル・ギガキング02が発売!ついに限定のミドルバランスを購入!
昨年末2019年モデルとして最新モデル、ギガキング02が発売されました。もちろん軟式ボール新規格のM球対応。
基本素材を金属製とすることで飛距離を生むウレタンを厚くして、ミートエリアを大幅に広げました。
(新モデルは毎度そうなのですが)トップバランスのみでの発売だったので見送っていましたが、先日エスポートミズノにふらっと寄ったところミドルバランスが限定モデルとして並んでいたので買ってみました。
いつも通り84cmミドルバランスにしたので、金属部分はオレンジ縛りとなります。なお、83cmは鮮やかなブルー、85cmはブラックとなっています。
バット先端までウレタンが覆っているのが特徴のひとつ。芯を外して先っぽでとらえても強い打球が飛ぶというチート構造です。
ラベルには限定モデル、金属製と明記されています。
まず目を引くのがお値段。消費税も入れたら5万円近くします。今のところ人気モデルすぎて値引きもまったくありません。
軟式バットとしては一番高級なラインですね。飛距離をお金で買うという感覚でもあり、さながらゴルフのドライバーのような感覚でしょうか。
ラベルをみると直径はφ(ファイ)69mm。公認野球規則では、67mmまでとありますがこれは木製バットの規定なので問題ないようです。金属バットとしては他社同様、標準的な太さです。
また、重さ740gは軟式バットとしては通常~やや重めという範疇ですが、ミドルバランスなのでかなり振り抜きはよい印象です。
専用のバットケースもついてきます。古いモデルであった極太のケースではなくなり、ウレタン部分のみ外からの衝撃に耐えるよう固めの素材が仕込んであります。高級感はないですがかさばらないのでいいと思います。
梅雨と台風を吹き飛ばす打球を打とう
思い切って購入したビヨンドマックスギガキング02ミドルバランス。さっそく実戦でいい当たりを打ちたいものです。
ここ1ヶ月悩まされている梅雨空、今後の台風での雨天中止がないことを祈って素振りしていきたいと思います。
そして限定モデルのこちら、ギガキング02ミドルバランスがなんとオンラインでも買えることがわかりました。興味ある方はぜひご検討ください。
元祖ギガキング02トップバランスがお好みの方はこちらですね。
次回は、左バッター向けのバットのカスタマイズについてお話していきたいと思います。乞うご期待。