20年以上野球をやっているのですが、近年都内のバッティングセンターが徐々に減ってきているように思います。少子化に加え、野球離れが進む世の中なので致し方ないのかもしれません。しかしながら、ぜひ僕らで通って応援することでこの流れに逆らっていきたいと考えています。一人で満足いくまで動くボールを打てるバッティングセンターでの練習はとても効果的なものですから。
ということで、実際に行ったバッティングセンターを少しずつ紹介していきたいと思います。
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イーグルバッティングセンターに到着
今回紹介するのは、葛飾区四つ木にあるイーグルバッティングセンター。
所在地は、東京都葛飾区四つ木5-19-5となります。
お花茶屋駅から徒歩10分弱、または京成立石駅から徒歩15分ほどです。
無料駐車場がありますので、マイカーがある方は車で向かうのがいいでしょう。
到着して車を止めると、年季の入った緑の建物にお邪魔します。

気になるポイントの料金ですが、25球200円。最近よく見る、そのバッティングセンター専用のカードを買ってというスタイルではありません。一見さんにはこの方が優しかったりしますよね。そして、何より都内としてはなかなか安めの価格設定なので1回1回硬貨で払っても気になりません。
入り口の受付がある部屋には両替機、そして各打席の説明があります。その名も「速度」と「球」の種類。

注目すべきは5番打席。なんと恐怖の170kmが体験できます。一般の野球人には打てる必要が全くない球速にしか思えませんが、腕に覚えのある方、未知の体験をしたい方はぜひ一度打席に入ってみてください。この日も若者が挑戦していたのですが、空振りの直後に聞いたこともないような着弾音が響いていました。

また、7番打席にはトスマシーンも完備。こちらに限っては、13球100円。バッティングセンターとしては、トスマシーンがあるのは珍しいですよね。速いボールがまだ怖いというお子さんや女性にもオススメでしょう。
少しピッチングマシーンが近い印象なので、早めに準備して打っていく必要があります。コントロールはこの手のマシンにしては悪くありません。しっかり捉えた打球であれば、マシンより奥に張られたネットにつきささるという構造になっています。これくらいの奥行きがあれば、毎回の打球の質は確認できるでしょう。

左で打てる打席が中央に2箇所あるのは好印象
もはや右バッターより多いかもしれないとさえ思うくらい、最近は左バッターが増えましたよね。かくいう自分も左なのですが、1番の悩みはバッティングセンターで左打席が少ないこと。10打席くらいあっても一つか二つに限られる上、一番端の打席で打球やスイングしたバットがすぐネットにあたる環境という経験も少なくありません。
その点、イーグルバッティングセンターは一番良いセンターのポジションに左も打てる両打ち打席が2個あるのがありがたいです。左専用の良い打席を増やしていってくれるバッティングセンターが今後増えると良いのですが。

備えつけバットは良くも悪くも標準的なもの
備えつけバットの用意も各打席ありましたが、決して質の良いものではありません。バッティングセンターでのみ、良くみかけるBALKANという金属バット。実は耐久性を高めているため、飛距離は意外と出るという噂もある謎のメーカーです。そのせいもあってか試合では使えない業務用モデルなんです。
そんなわけなので、普段からプレーしている方はできれば振り慣れた自分のバットを持ち込むことをオススメします。ただし、劣化しやすいビヨンドマックスなどのコンポジットバットは使わない方が良いでしょう(もう使わないなら良いのですが)。

意識の高い方には以前の記事でもオススメしましたが、木製バットで折らないように、しっかり芯で捉えていく感覚を養うことを推奨します。
なお、待機場所には昔懐かしいアーケードゲーム機が数台とセブンティーンアイスの自販機もありました。このレトロ感悪くないですね。

葛飾区周辺にいく機会があればぜひ訪れる価値があるバッティングセンター
こちらに初めてうかがったのは1年ほど前ですが、その打席の構成、安い価格が魅力でその後も不定期に使っています。また、河川敷での試合前後などに意外と使いやすいロケーションなので使いやすい施設と言えるでしょう。基本的に年中無休ですので時間を見つけてまた通いたいものです。