プロフェッショナル”仕事の流儀”で特集されてからは、その名をますます有名となっているスタア・バー・ギンザさん。 ワールドベストバーにもランクインしている名実とも十二分なオーセンティックバーです。
ある夜、食後に電話してみるとたまたま会計の入った席があるのできてもいいとのこと。銀座や銀座一丁目、そして有楽町からも歩いて行ける場所にたどりつくと、ブルーの置き看板がありました。
階下にくだると予約した自分たちの席以外はすべて埋まっています。さすが名実ともに銀座を代表するお店です。バックバーを臨めるカウンター席が10席、それに加えてテーブル席が15席ほど。場所と価格帯のせいか、すこし落ち着いた、余裕のあるお客さんが多いように感じます。
バックバーも含め、内装はさすがです。だからといってゴテゴテしているわけではないのもいい点で、無駄な緊張感が生まれません。
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定番カクテルをまず味わい、合間に季節物も楽しめる多様性
初めて行くバーでは必ず1杯目に頼むジントニック。こちらではプライムジントニック(1,500円)といい、ボンベイサファイアを使った一杯となります。薄張りのお洒落なグラスでの提供で、嫌味のないスッキリとした味わいなので食後の1杯目に最適です。
Seasonal Cocktailとしてオンメニューしていた、西洋梨ジントニック(1,700円)も味わうことができました。こちらはフレッシュな洋梨を使っているので爽やかな甘さが加わり、より万人に愛される味わいのカクテルとなっていました。
お通しはさくっとつまめるものでしたが、お酒の進む味わい。こちらも含めてひとり当たり、1,000円のカバーチャージがかかります。
オーセンティックバーの常識ではありますが、それなりのチャージが発生するので、やはり2杯以上はいただくことをオススメします。飲める方であれば、3杯目からは少しお得感すら出てくるかもしれませんね。
2杯目はギムレット(1,500円)。ジンベースが続きますが、ロングカクテルからショートカクテルにうつり味わいも変わるのが楽しいものです。
同行者はウイスキーのロックを楽しんでいました。およそ家ではつくれない丸い氷を浮かべて楽しむウイスキーはまた格別ですね。
ゆっくりしていたら、気づかぬうちに夜も深まりラストオーダーの時間となってしまいました。ここで最後の一杯に選んだのは、プロフェッショナルの番組でも取り上げられていたアイリッシュコーヒー。層が混ざらないように作るという点だけでも熟練の技がいる一杯。味もよく、身体を温めてくれました。冬にはオススメのカクテルです。
あまりにも有名なお店ではあるが、やはり間違いないオーセンティックバー
TVでの放送以来、いつかお邪魔したいとおもっていたスタア・バー・ギンザさん。その人気ぶりからなかなか行きたいタイミングでの空席がなかったのですが、ようやく今回訪問することができました。
期待にこたえるカクテル、雰囲気など銀座でバーに行くなら選択肢にいれやすいお店ですね。はじめて、かつお一人でも全く問題がないのも安心材料です。