根津 釜竹(根津 / うどん)

うどんの名店が多い谷根千エリア。今回はその中から根津 釜竹さんを選ばさせていただいた。お店のルーツは大阪 羽曳野。そちらにある釜竹さんの息子さんが営業されているのが、根津 釜竹。

お店へのアクセスは根津駅から数分の徒歩。やっと暑さも和らいできたので、食事の前に街の雰囲気をみながら歩くのも悪くないですね。

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まずは店構えに驚かされる、建築としても評価の高い釜竹さん

到着するとまずその店構えに驚かされます。

建築家・隈研吾さんの設計で2005年につくられたという建物は情緒たっぷり。1階の立派なお庭が見える席もいいですが、今回は2階のあがりでゆったりとランチをいただいた。

充実の肴を愛でつつ、うどんは釜揚げかざるで、という釜竹メニュー

まずはメニューに目を通します。メインのうどんは、釜揚げざるの2択。これを+100円で大盛りにするか、+100円で追加ねぎするかというオプションです。

ちなみにざるうどんの場合は、太打ちと細打ちが選べます。

また蕎麦前顔負けの酒の肴もたくさん。目移りしてしまいますが、この日は鴨ロース(650円)と天ぷら(900円+追加車海老400円)をお願いしました。

鴨ロース(650円)は想像以上の枚数がのってきました。しっとりとした火入れで、タレともよくあっています。柚子胡椒とエリンギが添えられているのもいいですね。

そして、天ぷら。車海老は追加したので2尾、頭の方も殻をはずした状態でサクッと揚げられています。他にはオクラなど季節の野菜が数種類ついていました。

うどんについてくる薬味も充実。ネギはデフォルトで小皿にひとつ来ますが、それ以外に生姜七味、そして大量の揚げ玉が卓上に準備されます。

お店のオススメはネギで食べ、揚げ玉も添えつつ、七味、そして生姜と進んでいくコース。しっかりと頭にいれつつ、うどんの到着を待ちます。

特筆すべきはこの揚げ玉史上最高においしい揚げ玉です、まちがいなく。サクッとした食感で油ぎっていないので、それ単独でスイスイ食べられてしまいます。

連れが選んだのはこちら。温かい釜揚げうどん。少し食べさせてもらいましたが、なんとも言えぬ優しい食感と味です。

うどんの茹で上がる前に用意される温かい、濃いめのつけつゆで味わいます。少し柔らかめに茹で上がった麺の、つるっとした喉ごしがたまりませんね。

真打ち登場。冷たいざるうどん(太打ち)です。

麺をリフトしてみます。長さは結構ある、コシのしっかり効いた麺です。これを冷たいつゆにつけ一気にいただきます。歯ごたえものどごしもストライク、香り高いつゆと相まってすばらしいですね。個人的には釜揚げ以上に気に入ったのがこのざるうどんとなりました。

大盛りにはしませんでしたが、食べ終わってみるとかなりの満腹感。揚げ玉を食べ過ぎという話もありますが、ボリュームは十分のお店だなと思います。

一度は訪ねたい誰もが納得するハイクオリティなうどん屋さん

個人的には若かりしときには興味もなかったうどん屋さん。こうして探してみるといいお店はたくさんありますね。

根津 釜竹さんは、自分の中ではうどん屋さん史上かなりの上位に入るいいお店でした。再訪もぜひしたいですし、なにより次回はあの揚げ玉をお土産に買いたいなぁと思います(300円でのお土産販売がありますので)。

ちなみに休日昼は1時間以上の待ちが出る人気店ですので、平日もしくは休日タイミングをみはからっての訪問がおすすめです。

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