【極上の角打ち】新潟駅のぽんしゅ館で県内の銘酒を楽しむ【利き酒、試飲を楽しもう】

角打ち(かくうち)、皆さんはお好きですか?ぼくは大好きです。

ちなみに「かどうち」とは読まないらしいのでご注意ください。

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角打ち(かくうち)とは?

聞き慣れない方も多いかもしれませんが、簡単にいうと有料で楽しめる試飲サービスのことです。

もともとは「日本酒を枡にいれて飲むこと」だったとのこと。それが徐々に「酒屋で立ち呑みする」という意味で使われるようになってきました。なので、あくまで酒屋の店舗内で、というのが定義です。

少しずつ色々なお酒の味わいが楽しめる角打ち。あまりたくさん日本酒が飲めない方にもオススメのスタイルです。どうしても飲食店で注文すると1合とか同じ種類を飲むことになってしまうので。

新潟駅直結の「ぽんしゅ館」で角打ち!

今回、角打ちが楽しめたのはなんと新潟駅の構内、ぽんしゅ館。西口改札に直結したエリアにあり、オープン後5年ほど経ちますが今でもにぎわっています。

日本酒はもちろん、県内産の味噌や醤油も多く買うことができるおみやげ販売エリアの奥に角打ちスペースがあります。驚くべきはその銘柄数。100種類以上の県内産の日本酒が少量ずつテイスティングできます。

壁一面に日本酒の自動注ぎマシーンが広がっています。一枚の写真には載せきれないほどのすごい数です。これは日本酒好きにはたまらない絶景といえるでしょう。

ワンコインで手軽に楽しめます

元気のいい店員さんがひとり笑顔で接客しています。彼女に500円を渡すと、レンタルのお猪口と5枚のコインがもらえます。ちなみにsuicaなどの電子マネー払いもできるのでお手軽ですね。

びっしりと並んだ自動注ぎマシーンには、お酒ごとの番号がふられています。味の系統(甘口か辛口か、飲みやすさ)や特徴も書かれていますので選ぶ目安になりますね。

お猪口をくぼみにセットしてから、マシーン右手の穴にコインを入れ黄色いボタンを押すと適量のお酒が注がれます。お猪口は一つだけの貸し出しなので飲みきってから次のお酒へ、という塩梅です。

ちなみに隅の方には冷水機もあるのでチェイサーとしていくらでも飲めます。お猪口をキレイにしてお酒同士が混ざらないようにする効果もありますね。

今回飲んだ銘柄を紹介(全制覇ならず)

大好きな佐渡の北雪酒造からは夏酒をふくめて2種類がノミネートされていました。村祐酒造・花越路もライトな仕上がりでスタートにぴったり。

優柔不断な方、新潟の銘柄には詳しくない方には黒板に書かれたスタッフのオススメも参考になります。

黒板オススメのCOWBOYは変わった名前ながら強い旨味と酸味を感じる本格派。懐かしの越乃寒梅は、あいかわらずのスッキリした呑み口でした。

そして、真野鶴は予想以上に美味しかったです。やはり佐渡のお酒はレベルが高いと思います。新幹線の時間が迫ってくるので、最後の方はすこしだけ急ぎつつ10種類完飲しました。

酒に合う塩、味噌、そしてきゅうり

酒を呑むなら塩さえあれば、というのが呑兵衛の言い分。ここでは無料でたくさんの塩が楽しめます。新潟県産の各地の天然塩はもちろん外国産のおもしろい塩も数種用意されていました。

そして日替わりの味噌もタダです。つまようじで少し舐めるだけでお酒が進みます。もし日替わり味噌が気に入った場合には、フロア内で販売もしているのでお土産にもなります。

ちなみに新鮮なきゅうりもワンコインでもらえます。本日の味噌をつけてかじりながら、というのも通ですね。

この日はお得なプレゼント企画をしていて、1,000円分試飲しただけで味噌をひとつもらうことができました。こういった地元特産品を推すキャンペーンも定期的に行われているようです。

今回は時間がなくて達成できませんでしたが、全蔵の日本酒をテイスティングしきると「全蔵制覇者」として名前が掲示されます!自信のある方はぜひチャレンジして、新潟駅に名を残しましょう。

隣接するお土産コーナーも充実

ぽんしゅ館は意外と広いつくりで、楽しいのは試飲コーナーばかりではありません。各酒蔵の様々な日本酒を買うことができます。

この日は北雪酒造の見たこともない信というお酒がありました。高級ワインに比べればお求めやすいのでお好きな方はぜひ。

  • 信 遠心分離 YK35 大吟醸(山田錦) 一升 10,800円(おそらく税込)

すぐにでも再訪したいお気に入りスポットに

短時間でも(長時間でも)楽しめる最高のスポットでした。新幹線に乗る前、早めに駅につくと居場所がない、と感じることも多いのですが、新潟駅ではその心配はありませんね。ぜひ皆さん出発より早めの駅ピットインで角打ちをお楽しみください。

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