今回紹介するのは目黒の駅近くにある地下ビストロ、foursさんです。
駅をでて数分、目黒通りを下っていくと右手にfoursさんのあるビルをみつけます。下り階段を進むと眼前には味のあるお店の看板が。特に予約はしていませんでしたが、コの字カウンター最奥の席に案内していただけました。
レモンサワー、日本酒をいただきながら豊富なメニューに迷う
まずはレモンサワー(480円)で乾杯。甘くないレモンサワー、と謳っているだけあってスッキリした味わいです。ノーワックスレモンを使っているので身体に優しいのも魅力です。そこまで値段も度数も高く感じないのでむしろ飲みすぎてしまうのに注意かもしれませんね。
これ以外にも飲み物メニューは充実。意外なところでは、愛知の義俠というお酒まで備えてありました。
メニューをみるとかなりのレパートリー。料理はカウンターに囲まれたオープンキッチンでおひとりでされているのにこれはすごいです。
低価格で楽しめる充実のアラカルト、〆は名物の土鍋飯!
まずは前菜3品を盛り上わせていただきました。
右から、くんせいポテトサラダ(680円)、根菜白ピクルス(330円)、つぶあん最中(680円)。
くんせいポテサラは見た目がまずすごい。辛味の抑えられた粒々マスタードがたっぷりかかっています。いきなりいいお酒のあてになります。
つぶあん最中はあんこが入っているわけではありません。つぶ貝、あん肝、そしてポン酢ジュレをはさみこんだアイディア最中。お店の焼印も入っているスペシャリテです。
ポルチーニとフォアグラのクリームコロッケ(1,380円)。割ってみると中からゴロゴロとポルチーニ、そして大きなフォアグラがでてきます。素晴らしきオリジナルメニュー。なんでもこちらは季節メニューだったものがあまりの人気で復活したのだとか。
えぞ鹿もも肉のロースト(1,980円)は完璧な火入れのもの。ジビエを扱う高級フレンチのようなクオリティが楽しめてしまいました。つけあわせが鬼おろしと奈良漬けというのも楽しいですよね。
最後にきたのは、絶対はずせない〆の土鍋飯。この日はずわい蟹といくらの土鍋飯(2,380円)。
2〜3人でちょうどいいくらいの量ができたてで届きます。まずその香りと旨味にやられます。食べ進めていくと終盤を出汁をかけてもらえるうれしい味チェンもあって飽きません。
普段づかいにうれしいおいしいご飯の待つ地下ビストロ
実はお店ができた当初から評判のよかったfoursさんでしたが、今回いってみてその実力をしっかり感じ取らさせていただきました。普段づかいにピッタリすぎるお店なので、皆さんぜひいってみてくださいね。