鳥茂(新宿 / 焼きとん・もつ焼き)

新宿にある鳥茂さん。今年から食べログシルバーに格上げされた高評価店でもあり、予約必須の人気店です。

名前からしたら焼き鳥屋さんにしか思えないのですが、実は焼きとんを主に楽しむお店。開業当初は「串焼きといえば豚モツだった」ということで今も当時の流れをくんでいるのです。

今回、常連さんたちによる会にお招きいただき、参加させてもらいました。

お店は新宿駅南口から徒歩数分の便利な立地にあります。1階店舗の入り口には大きく屋号が書かれているので迷う心配はあまりないでしょう。

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持ち込みのお酒の数々を味見しながら

まずは各々持ち込んだお酒を並べていきます。日本酒、ワインとかなりの本数でしたが、結果これで良かったということになりました。

メニューには初めてのお客さんでも頼めるコースが複数書かれていました。今回は幹事さんにお任せでしたので、メニュー上のどのコースに近い内容なのかは不明です。

いわゆる焼き鳥屋さんかなぁという予想をいい意味で裏切ってくれる

まずは挨拶代わりのレバー。思い出しただけでにやけてしまうほどのインパクトがありました。臭みのない新鮮なレバーの中はトロトロの食感を保って焼き上げられています。みんながいきなりうならされた、ほんとうにすばらしい一本です。

上白。いわゆるてっぽうという部位でしょうか。これがこの日最高の一本だったと思います。異次元の旨みとやわらかさでふわっと消えます。モツとは思えない美味しさ。

つくね。いわゆるオシャレなお店と比べると無骨な感じがするビジュアルですが、味は濃くてジューシー。こちらももちろん豚肉メインですので、いつものつくねとは違う味わいです。

刺身3種。ユッケのように楽しむ一皿で、ネギ・大葉の薬味、黄身を合わせながらいただきます。コブクロもよかったですが、特にハツの食感が最高でした。

こめかみとネギだったでしょうか。お酒も進んでいくなか、やや記憶があいまいです。いい歯ごたえのお肉とネギが好相性の一本なことは鮮明な記憶。

お新香盛りは、きゅうりや大根などで王道の内容。いい箸休めとなります。

こころ焼き

卵とオクラと紅生姜と。箸休めということですが、後からくる牛肉にもよくある名脇役です。

ピーマンの肉詰め。今や各所で食べられる人気メニューですが、やはり安定の美味しさ。最初につくねのタネをピーマンに詰めてみたという初代はすばらしいですよね。

ウニとキャビアの丼。SATOブリアンなどでも採用されている贅沢の極みの組み合わせ。合わないはずがありません。少量ですが、心が満たされます。

しろ焼き。こちらは食感も楽しい一本。焼きとんの極みです。

牛丼。まだまだコースは続くので小丼サイズですが、いい具合に火入れされたお肉の旨みでご飯が進みます。

牛すき焼き。小さめのポーションなのでさくっと食べられますが、旨みもしっかり感じることができる一皿。

名物・キャビアおにぎりは手渡しで。キャビアの塩味とパリッとした海苔がいい具合にマッチしています。ここで漬物がここで追加されるのは老舗感がありますね。

はつ。サクッとした食感がよい、ヘルシーな一本。

のどわ焼き。豚一頭からひとつしかとれない希少部位とのこと。

さらにレバ焼きアゲイン。

にゅうめん。スープは白く濃厚な感じですが、極細麺をつるつるっといただいてさっぱりします。帰りにラーメンを食べたくなる危険な気持ちを打ち消してもらえました。

〆にカレーをいただき、お腹いっぱいとなります。デザートの塩アイスをいただいていると結構いいお時間になっていました。

終電もあったので私はここで御暇しましたが残った人にはマカロンが振る舞われたのだとか。

仲間内でわいわい楽しみたい、最高の焼きとんをお腹いっぱい楽しめるお店

最高の焼きとんをお腹いっぱいいただいて、お酒ももちこんで1万円ぽっきりでした。やはり常連さんといくといいお店をさらに楽しむことができますね。

ぜひ皆さんもお腹をすかせて訪問してみてください。

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