ひさびさの更新は、恵比寿にできた隠れ家レストラン。ご縁をいただき、紹介制とされるレモンさんに初訪問できました。
こちらは鳥さわグループの中澤さんプロデュースの新店。シェフはサローネグループ出身の本格派でありながら、リーズナブルに楽しめると聞いて期待が高まります。
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恵比寿の裏路地にある隠れ家レストラン
食べログのmapを頼りにたどり着いたのは、恵比寿の裏路地。ひっそりと置いてあるLemonの看板を見つけました。ドアノブ脇には表札がわりのリアルなレモンまで。
着席するとまずはドリンク。イタリアンならまずはグラスの泡を。
この乾杯のフランチャコルタに合わせて、パルマ産の生ハム20ヶ月ものをいただきます。大きなスライサーがオープンキッチンにあり、かなりクオリティの高い薄いスライスで提供されます。
続いては、イタリア産ブッラータチーズを載せた長野県産のラフランス。シチリア産のオリーブオイルをかけていただきます。ラフランスは、一般的な洋梨より甘味が感じられ、柔らかなのでブッラータにぴったり。
冷製パスタは、ジェノベーゼをフェデリーニで。ウニを乗せ、お店のコンセプトでもあるレモンも効かせることでさっぱりいただけます。こちらはピントが合わなかったのが残念な写真となりました。
ここでキッチンに運ばれてきたのはやま幸さんのマグロ。塩釜産のものでしたが、焼き鳥を展開するグループのお店に日本一のマグロが入るというのがそもそも驚きです。
このマグロの頬肉をタルタル仕立てにして、卵黄を生かしたザバイオーネソースをかけます。さらに、パルミジャーノレッジャーノと兵庫県坊勢島の国産からすみをふんだんにかける鉄板の美味しさ。
続いての食材は、旬のフレッシュポルチーニ。これに甘みのあるフランス産の栗を合わせてリゾットをいただきます。食材の組み合わせが斬新で楽しいですね。
店名ロゴ入りで提供されたのは、クレスペッレ(イタリア産クレープ)。牛ほほ肉の赤ワイン煮に加えて、フルーティな酸味が魅力のアマゾンカカオ、赤キャベツの酢漬け、ヘーゼルナッツ、パルミジャーノチーズ、生粒胡椒などなど。見た目以上に中身が複雑で、楽しい味わい。
メインのお肉は、京都産の七谷ガモのロースを炭火で。脇役のエシャロットもいい感じです。
パスタは3種から、お好みで。量も30gから100gまでお腹の具合に合わせて調整してもらえます。
この日は、
① 広島産本州鹿のラグー(フェットチーネ)ジュニパーベリー、ローズマリー
② カラスミと野生のルッコラを、麺はキタッラ
③ 愛媛県産のグリーンレモンのパスタ
今回は①と②をチョイス。どちらも食べて楽しい、それぞれの良さがあるものでした。
デザートは、レモンのパンナコッタ。レモンそのものが器となる遊び心を見せてくれます。
今後の進化も楽しみな、リラックスできる紹介制イタリアン
貴重な席にご招待いただき、紹介制イタリアンのレモンさんに初訪問。若手シェフが提供してくれるコース、肩ひじはらず楽しめる空間でした。今後の進化も楽しみな、よいお店に出会えました。
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