一度も行ったことのない土地に足をのばしたとき、そこでの食事のコンセプトはその土地のものを美味しく食べたいということです。岡山県といえばフルーツ大国というイメージでシャインマスカットや桃が有名ですが、他の食材はどうなのか興味がありました。
ということで岡山ディナーは、ご当地グルメをたくさん出してくれそうな岡山料理専門店~cooking of art Ikiya~さんでいただくことにしました。cooking of artという名付けは独特なセンスですが、下調べした感じだと県内産の食材を惜しげなくつかってくれる居酒屋さんのようです。
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木を多用した内装で落ち着く雰囲気
お店につくとドアにはIkiyaの文字が。右手にかかげられた緑の提灯には「地場産品応援」とあります。


地ビール(750円)は瓶で提供されます。製造は吉備土手下麦酒・御崎。
そして、付け合わせるのは特製キャベツとニラの浅漬け(430円)。地菜の黄ニラが浅漬けのいいアクセントになっています。
お通しをいただきながらメニューを吟味します。ご当地グルメしばりなはずなのにかなりのレパートリーがあるようで、目移りしてしまいます。

実は美食県だったと思い知らされるご当地グルメの数々
その見た目から苦手な人も多いシャコ。実は岡山県笹岡市でいいものがとれるそうです。今回はシャコの酢味噌かけ(850円)をオーダーしてみました。まったくクセのないシャコの身を、酢味噌でさっぱりいただけます。


ケンミンショーで紹介されたというヨメナカセ炒め(700円)。県内産和牛の大動脈の部分で、コリコリとした食感がニラとよくあっています。こちらもいい肴です。ハツモト、コリコリなどでおなじみのホルモンかと思います。

岡山産 特製ママカリのみりん干し(490円)。「ご飯を借りに行くほど美味しい」ことから名付けられたというママカリ。はじめて食べましたがお酒に合いすぎる旨味と香ばしさを兼ねそなえたナイスな肴です。


刺盛(1人前 1,720円)。鰆(さわら)、天然スズキ、地タコなどが食べごたえのある厚みにカットされてきます。特に瀬戸内産の鰆、スズキは鮮度バツグン。

居酒屋必須メニューの揚げ物は牛窓マッシュルームのフライ(580円)をセレクト。岡山県産牛窓町ミツクラ農林がマッシュルーム生産量国内トップだそうで、まごうごとなき特産品ですね。
ドリンクのオススメは岡パクヒート(680円)。なんとパクチーも岡山の特産品なんですね。一般的なパクチーよりもマイルドなお味で、バーボンと合うようです。
はじめて岡山に行く方には間違いなくオススメのご当地居酒屋さん
県外客を迎え入れるため、岡山県産の食材にこだわりぬいたメニューを提供してくれるIkiyaさん。はじめての岡山旅行の夜にはぜひ訪れてほしい居酒屋さんでした。
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