以前紹介した、あまりにもリーズナブルに激ウマ中華が楽しめるお店・オリエンタル酒場ジリさん。昨年オープンした2号店であるお座敷ビストロ ニューJILIも早一周年。佐々木さん率いるジリグループは乗りにのっています。
最近3店舗目となる焼匠 七枚の鉄板がオープンとなりましたので、遅ればせながら初訪問させていただきました。1店舗目は中華、2店舗目はイタリアンと来て、今回は鉄板焼きが楽しめるカジュアル居酒屋さんというコンセプト。
お店は先の2店舗のある通りから少し離れた永代通り沿い。1階に老舗の甘味処 ゆはらさんが入っているビルの2階になります。
軒先には置き看板もでていました。これをみて入ってくるお客さんもいるのでしょう。平日は朝5時まで営業ということで飲食同業さんの帰り道ご飯にも重宝されそうです。
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鉄板を囲んでいただくオリジナル料理にスカッシュをあわせて
2階にあがっていくとワンオペでお店を切り盛りする店員さんが迎え入れてくれました。
店内に入ると開店を祝うお花がたくさんならんでいました。各座席のテーブルには鉄板が備えられていて、熱々の料理が冷めることなく楽しめるようです。
ジリグループは3店舗それぞれ店長さんががんばっていきながら、オーナー佐々木さんが巡回ヘルプしながら切り盛りするスタイルです。この日も乾杯の最中に佐々木さんが駆けつけてくれました。素晴らしきフットワーク。
まずは本日の前菜盛り(1人前500円)。この日は、人参のラペ、生ハムとオリーブ、そして甘いトマトの味噌漬けです。どれもいい味でしたが、とくにトマトのつけ具合がいい塩梅で好印象でした。
飲み物はジリブランドが好んでいるハートランドの生の他に、オリジナルのスカッシュが3種類(各600円)。名物ワインスカッシュは白または赤で、対抗馬というシェリースカッシュもあります。シェリースカッシュ、赤ワインスカッシュを飲んでみましたが、いずれも嫌味がなく飲みやすいものでした。
低温調理した牛ヒレ肉のタルタル(1,580円)。イタリアで食べたタルタルを懐かしく思って頼んでみました。こちらのタルタルは粗いカットで食感も楽しめるスタイル。やわらかく、臭みもまったくないものでした。
七枚の鉄板さんのウリのひとつが鉄板で焼き上げるお肉料理。すべて量り売りで提供してもらえます。
この日は牛イチボ200g(14円/1g当たり)をお願いしてみました。席そばの鉄板で店長さんがレアに焼き上げたイチボが、野菜の付け合せとともに運ばれてきます。そのお肉を好みの具合まで目の前の鉄板で仕上げる楽しさがありました。もちろん肉質はよく柔らかで、正直2人で200gはぺろりでした。
こちらの訪問をしって駆けつけてくれた佐々木さんにオススメいただいたアヒージョもオーダー。名物!!大噴火魚介たっぷりのこぼれアヒージョ(1,500円)は想像を上回る大ボリューム。エビや貝がたっぷりで熱々、これはお酒が進みます。
このメニューのすごいところは、アヒージョの残りをつかって〆のパスタが楽しめるところ。手際よく作られたパスタはカチョエペペ。シンプルな味付けですが、アヒージョに含まれた旨味と香りも合わさることで見た目以上に深い味わい。自宅で作ったアヒージョの残り物にも使えそうなアイデアレシピでした。
門仲界隈にこれまでなかったスタイルに今後も期待
まだまだ認知度があがっている最中のこちら。スカッシュやワインをぐびぐびしながら熱々の料理を肩肘はらずに楽しめるのでぜひ一度お試しあれ。