Gino Sorbillo (ミラノ / ピザ)

ミラノ滞在中は街の中心であるドゥオモ界隈に何度もいくことになりました。街の散策をしつつ、ドゥオモの外観をみて歩いているとお昼時になりました。せっかくなので周辺で気軽なランチができるお店を探してみました。

海外SIMを挿したiPhoneでサッと調べたところ、良さげなピザ屋さんが見つかりました。Gino Sorbilloという本場ナポリからきた人気店です。

到着するとお店の前には10人ほどの行列があり、予約しないと難しいのかなと思いましたが案外すんなり店内に案内されます。入ってみるとテラス席の他、1階、2階とスペースがありかなりの大型店舗の様子。薄い生地のピザ主体の提供なので回転も悪くないのでしょう。ちなみにこちらのお店は「地球の歩き方」にも掲載されていますが、自分たちを除くと日本人客の姿はみられませんでした。

スポンサードサーチ

インスタ映えする超大型のピザ、もちろん美味

メニューはイタリア語、英語どちらも用意があります(さすがに日本語メニューはありません)。イタリアの文化、1人1枚の原則を守って気になったピザを注文してみます。

周りをみるとナスの温かい前菜を頼んでいる人が多かったのですが、お腹の容量をわきまえて注文は見送りました。ちなみに、このナス料理にはつけ合わせでピザ生地を小さくして焼いたものがついてきます。イタリア人はどれだけ食べるんだ、と驚かされます。

メニュー

飲み物で乾いた喉を潤しつつ待っていると、お待ちかねのピザが運ばれてきます。皿から全周おおきく飛び出した超大型なピザです。

今回注文した中では、ベーシックなマルゲリータを思わせるCampaniaというもの、そして店員さんオススメのフレッシュチーズと生ハムが豪快に乗った一枚が印象的でした。薄い生地もふくめて味は格別です。特に耳の部分はこげ具合もふくめていい焼き具合、ついつい食べすぎてしまうほど。

Campania、マルゲリータの亜型といえましょうか
生ハムとフレッシュなチーズの1枚

こちらでは食べる人がナイフで好きに切り、手づかみで食べるスタイルが標準のようです。日本のように濡れたおしぼりがあるわけではないのでウェットティッシュを持参するとヒーローになれること請け合いです。もちろん手を絶対汚したくない、という方はナイフとフォークでフレンチのように食べてもだいじょうぶです。細かいことにはこだわらないのがイタリアの流儀。

満腹になりつつもなんとか完食

いくら薄いとはいってもやはりボリューム満点、何度か休みながらでなんとか完食できました。耳をのこして完食を目指す作戦が女子には一般的ですが、このお店のピザは耳がおいしいので残すのはもったいないような気がして葛藤してしまいます。

店員さんからは食後にはティラミスなどのスイーツも勧められますが、もはやお腹いっぱいなので丁重にお断りしました。イタリアらしくエスプレッソだけキュッと飲んでごちそうさま、となります。

お安くイタリア食の醍醐味を感じられるお店ですので、ミラノ中心部にこられた際にはぜひお立ち寄りください。もちろんお腹をすかせて。

シメはやはりエスプレッソ
スポンサーリンク