とんかつ激戦区の上野御徒町エリア。たくさんの有名店があって、まだまだ伺いきれていません。今回は、コスパ抜群で評判のとんかつ山家(やまべ)さんに初訪問してきました。
お店があるのは御徒町駅からほど近い場所。飲食店の立ち並ぶ界隈にシンプルなとんかつ!と書いたのれんを見つけます。

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熱気あふれる店内でいただくロースカツ定食、そしてアジフライ
休日には当たり前の店前の行列はなくスムーズに店内に入ります。調理を間近にみることができる長いカウンターがあり、そちらは満席。壁際にある椅子席で5分ほど待つことになります。

並んでいる間に注文を聞かれます。壁にかかった木製のメニューを見ながらキメたのは「ロースかつ定食(750円)+あじフライ(190円)」。
ちなみに、定食(大)にするととんかつが大きくなり、上ロースかつ定食を選ぶと国産豚にグレードアップされるようです。

着席するなり出されたのはお新香。これが後々ご飯を食べるときのいいお供になります。
机の上にならんだ調味料は特製ソースや醤油など。
待つこと数分、お目当てのロースカツ&あじフライが運ばれてきました。見るからに美味しそうな揚げたてのカツ。けっこうなサイズ感があります。

断面をみると少しピンクが残るすばらしい火入れのお肉がみえます。
食べてみると、中目の衣はさくっとしたいい触感で、脂のしつこさを感じさせない一級品。中にあるロースはしっかり目の肉質ですが、適温調理のせいでしょう、繊維がしまることなく柔らかな仕上がりです。
単体でいい仕上がりなのでまずは卓上の塩のみでいただくのが正解でしょう。食べ進める段階でソースも併用していくといい塩梅となります。
千切りキャベツも鮮度がよく、卓上のソースとよく合いますね。

そして、あじフライ。こちらはカツ以上に熱々。衣はサクッとですが、中のあじはふわっと柔らかさを残してあります。個人的にどストライクのあじフライ。

ご飯は少なめでこの量です。やや柔らかめの炊きあがりでしょうか。今回は炭水化物の量を気にして少なめとしましたが、基本的にはがっつり食べられるしっかり盛りのお店なのです。
その横には、しじみの味噌汁。オルニチンたっぷりで飲み会明けのランチにもうれしい具材ですよね。

まごうことなき上野御徒町エリア有数のとんかつ屋
少し店内の暑さは気になりましたが、それを補ってあまりある定食のクオリティでした。立地と内容からすると目を疑ってしまほどリーズナブルな価格設定。
御徒町界隈でお腹がすいたとき、寄ってみたいお店の筆頭候補となるでしょう。

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