夏のグルメで外せないものがうなぎ。丑の日はもちろん、夏バテしそうなジメジメした日本の夏を乗り越える活力を与えてくれますよね。
近年のうなぎは天然はもちろん養殖でも値段が高騰しています。そのため、なかなか日常で食べられるものではありませんが、年1〜2回はがんばってお店で食べるようにしています。
今回、岡山への出張案件がありましたので県内随一の呼び声も高い「うじょう亭」さんにうかがってきました。
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ぜったいに外せない遠征での訪問。しっかりとした事前調査の上で。
岡山駅から路面電車で向かった先は県庁通り駅。こちらの駅から200mほど歩いた先に目的のお店がありました。今回もGoogle mapを頼りにアプローチしていきます。
Webで調べると食べログなどには土日祝日は12時開店とありますが信用することなかれ。実は11時半にはオープンして、1回転目の焼き上がり分は満席となります。(食べログについては開店時間をすでに修正しておきましたが)
これに気づくことができたのは事前に予約ができるか、夏休み時期なので目的の日にちに営業しているかを電話確認したから。その際の回答が「11:30にオープンするので並べば入れるが、予約はできない」だったのです。
きっちり開店前に到着して、2組目で並ぶことができました。なお、一度に用意できるうなぎの関係で、1回転目で入店できても遅い組になると食べるまで1時間くらい待ちますのでご注意ください。

こちらは岡山県内一の天然青うなぎをあつかうことで名を馳せるお店。この日は「天然物の入荷はなし」と店頭に手書きの告知がありました。
一番のお目当ての天然物は残念ながらなかったのですが、養殖でも十分おいしいはずだしリーズナブルなのでむしろラッキーかもとポジティブに考えて並びます。
圧巻のボリュームと見事な焼きのうな重
メニューをみるとやはり天然うなぎはいいお値段。下調べしたときより値上げされているようで、100g3800円から。なんだか高級な牛肉のようですね。
まずは、白焼きも楽しめるうなぎ二食重を最初頼もうとしましたが「本日は対応していません」ということでした。繁忙期には手間がかかるのでやらないのでしょう。
それではということで、基本の養殖うな重をセレクト。値段がひかえめなうな丼やまぶし丼は2回目以降に頼むべきライトメニューでしょう。ほとんどの方がうな重もしくはご飯大盛りになるうな重(大)を選んでいました。

焼き上がりには20分強かかるので、ビールを飲みながらうざくをつまみます。
蒲焼きされ細かく切られたうなぎがのっていますが香ばしく、すっきりとした薄切りのきゅうりとお酢とベストマッチ。上品な前菜となりました。

そして来ました。うな重です。
うなぎ自体がしっかりとしたボリューム。ご飯が見えなくくらいの盛りで、山椒もあらかじめいい具合にかけてからの提供です。端っこにはカリカリになるまで焼かれた尻尾ものっています。
これで養殖なら全然養殖でいいと思わせてくれる美味しさ。肉厚な質の高いうなぎにしっかりと焼きが入っているハイレベルのうな重です。
また、肝吸いと小鉢2皿、漬物もついてくるのも嬉しいポイントですね。

岡山でうなぎを食べるなら断然おすすめの一軒
運悪く天然物がなくても、その焼きの技術は流石で訪問の価値あるお店でした。さわりは気難しそうに見えるが心優しい店主さんが汗をかきながら焼き上げるうな重は絶品。次回こそは天然物をいただきたいものです。
