Glauco(ミラノ / シーフード)

ミラノの最終日、最後の晩餐はシーフードの素敵なお店にお邪魔してきました。スカラ座のそばにあるミシュラン掲載店で、すこし緊張感をもっての入店です。

イタリアに滞在していると高級すぎるお店でジャンルまで絞らない限り、ピザやパスタが主体となります。何日か滞在するとシーフードが気分転換にもなりいいかと思い、前もって予約しておいてもらいました。

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清潔感のある店内でシーフード尽くし

店内は白を貴重としたシンプルなコーディネートで、店員さんも皆おしゃれに見えます。この店員さん方、優しくてこちらの意図をくみとってくれるすばらしい接客でした。英語でのメニュー解説も聞き取りやすく、ストレスなく食事ができました。もちろんワインについても知識が豊富でした。

オススメの白ワインをいただきながら、まずは前菜。タコやホタテはひと手間かけてあり、洗練されています。やはりどーんと切ったまま出すというのは高級店ではないようです。

タコの前菜
カルパッチョ

次にスターターとなります。ここではリゾットやパスタが並びますが、1皿ごとの量はそこまで多くなく、日本人にはうれしいサイズ感でした。リゾットはアルデンテで味つけも海鮮と野菜で優しいものでした。また、パスタは太めの麺が楽しめるもので、魚とのマッチングがよく白ワインによく合う仕上がりでした。

リゾット、フエダイと人参そして豆
太めのパスタ、ボラやbreamfish

メインのお魚は白身魚が主体でした。英語メニューですら何の魚か、辞書をひきながらギリギリわかるレベルでしたが、さすがの美味しさです。調理法もハーブを合わせる、流行りの低温調理で仕上げる、などなど工夫がたくさん感じられました。どれもいわゆる外国で感じるような口に合わない、ということはなく日本人ウケするものでした。海外でよく目にする白身魚Turbotの食感は結構しっかりしていて意外性はありましたが。

マトウダイ、パルメザンチーズやカカオを寄せて
Turbot、白身魚の低温調理

最後はデザートにコーヒーとなりますが、自分は食後酒としてグラッパを1杯いただきました。こちらも2種類あるものを丁寧に説明してくれ、選ぶことができました。また、チーズの盛り合わせをお願いしたところ3種類用意があるということでしたので全てをスモールポーションで、とお願いしました。小盛り?と思うような豪快な盛り付けですが、どれも美味しく、特にブリーは最高でした。また、それぞれにあうようなジャムやナッツのつけ合わせも良かったです。

コンパクトな店内でありながら清潔感もあり、特別感の感じられるリストランテでした。

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