白金 酉玉 神楽坂店(神楽坂 / 焼鳥)

最近時間をつくっては開拓を続けている焼き鳥屋さんシリーズ。今回は白金酉玉さんにうかがってきました。白金本店のみならず、神楽坂支店まで食べログ100名店に選ばれている人気店です。

神楽坂店は牛込神楽坂駅からであれば近い位置にありますが、今回はJR飯田橋駅からのアプローチ。歩いて10分ほどという距離ですが、道中たくさんいいお店が軒を連ねています。なんとか誘惑をふりきりながら現地に到着となります。

お店はビルの地下1階。ウッディーな外壁にライトアップされた屋号をみつけ、階段を下っていきます。

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清潔感のあるカウンター席で楽しむ上品な焼き鳥コース

店内に入るとカウンター中のスタッフの方々が笑顔でお出迎え。訪問時にはすでにほぼ満席の状態。基本的には事前予約が必須のお店ですね。

メニューをみるとおまかせコースが基本の様子。お腹の空き具合におうじて本数の異なる3種から選びます。まずはボリューム感がわからないので、中庸な玉コース(10本、3,000円)をお願いしてみました。

日替わりメニューにある本日の逸品や焼き野菜にもそそられる内容がありました。

コースのお通しは彩り豊かな野菜盛り

おそらく、グラパラリーフ、紅芯大根、水ナス、コリンキーの4種でしょう。グラパラリーフははじめて食べましたが、お部屋に飾る多肉植物の葉をかじってしまったような感覚。水分を多く蓄えています。

そして、本日のオススメからは 鶏モツ煮込み(580円)。間違いない美味しさ。

ささみ。挨拶代わりの一本はぷっくりと焼き上がったささみから。

丸ハツ。心臓の部分。熱々で食べるのがいい部位です。

ソリレース。ももの付け根の部分で皮目には旨味がしっかり。

④ アスパラ。鮮度バツグンの野菜串で一回お口の中をリセットできます。

血肝。ぷりっとしたレバーです。火入れの具合がよくモサッと感はなし。

あぶらつぼ。ぼんじりの付け根の部分。歯ごたえがいい部分と、ぼんじり同様の旨味脂身の部分がいいバランスです。

生麩。これはめずらしい串ですね。2色の麩がふわっと香ばしい。

そろばん。首の部分。

ししとう。焼き具合がよく、ししとう自体の美味しさを引き立てる香ばしさがあります。

串と串の間に有用なお口直しの、だいこんの鬼おろし。だし醤油と黄身がのっていていい感じです。

ハイボールは、角ハイ山崎ハイボールが選べます。

本日の焼き野菜からは埼玉県産のジャンボオクラをいただきました。おどろくほど大きくて歯ごたえもよく、中にもった粘り気をふくめて一級品。

日替わりの特選日本酒と追加の串も楽しい

酉玉さんは日替わりのお酒も楽しいラインナップ。この日は陸奥八仙とたかちよの珍しいものをいただきました。どちらも焼き鳥の味をジャマしない上品なお味。

そして、追加の串をいくつかいただきました。最後10本目の串と一緒に楽しみます。

まずは銀皮。砂肝を調理するときに捨てる部分ですが、こちらの銀皮はそこまで固くなくしっかり楽しめる食感。

さえずり。こちらは気管を集めた串です。コリッとした食感。

げんこつ。ひざ軟骨ですので、しっかりと歯ごたえが楽しめます。

最後に外せない2本を。まずは手羽先。骨周りなので肉の旨味が強く、脂の質も高い、本当に満足感が高い一本。

そしてちょうちん。未成熟卵と卵管をまとめて火入れする神がかった逸品。黄身部分がはじけて美味しさが広がります。

〆はやはり酉スープ。臭みが全然ない旨味たっぷりな〆のスープです。

飲食店の宝庫、神楽坂にあるハイパフォーマンスの焼き鳥屋さん

魅力ある飲食店がありすぎる神楽坂・飯田橋エリア。その中にあってもトップレベルにある焼き鳥屋さんでした。ぜひご予約の上、行ってみてください。

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