中国料理 喜羊門(湯島 / 中華料理)

成人してからその美味しさに気づかされ、どんどん虜になっていくのが羊肉。以前紹介した羊SUNRISEがやはり国産羊肉としては最高峰かと思いますが、今回は中華系調理で豪快な羊肉が楽しめるお店・喜羊門にうかがってきました。

湯島交差点からほど近い場所、ドン・キホーテの側にできた新しいビルにお店は入っていました。同ビルには他に、叙々苑や華味鳥など人気店が入っています。

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席数の多い店内はすでに大盛りあがり

ついてみると想像以上に広い店舗で、席数はなんと60席。しかしながら、すでに半数以上の席がうまって宴会が始まっていました。

アラカルトはないようで、予約の段階でコースを選んでおくスタイルです。羊肉だけでなくウサギ肉まで楽しめるという門コース(4,200円)を選びました。

圧巻の羊肉に加え、ウサギまで出てくる門コース

まずはお通しがわりに、干し豆腐サラダ。中華では比較的定番のメニューではありますが、いいスターターです。

卓上中央のフタを外し炭がセットされると、運ばれてきたのは串刺しにされた巨大な羊肉。いきなりお目当ての羊の背中焼きがでてきたとあって、一同テンションが上ります。

一部を店員さんがハサミでカットして、そのまま焼いて食べる用に。食べてみると羊のくさみは思いの外すくなく、想像よりライトな風味。筋のようなものはあまり感じませんでしたが、しっかりと食べ応えはあったように思います。

骨周りの残った部位はいったん厨房に持ち帰って、食べやすいサイズに切り分けてくれます。こちらは後半戦でちょこちょこ焼きながら長く楽しめます。

焼き上がりを待つ間に、チンジャオロースが運ばれてきました。こちらもなかなかのボリューム。少食の人であればこのあたりから調節しないといけないかもしれません。

セロリとカシューナッツ和え。セロリの清涼感で口の中がリセットされるので、次のメニューへのいい橋渡しとなりますね。

そして、焼き物2品目は門コースでしか楽しめないウサギのモモ焼き。ジビエを思わせる風味が軽くしますが、脂身が少なく鶏肉のような食感です。クミン入りのスパイスなどにつけながら、あっという間に完食してしまいました。

ここに来て生牡蠣がきます。生食用ではないので、炭火を使って焼き牡蠣にしていただきます。こちらは決して悪いものではないのですが、想定内のお味。

次にきた、羊の内蔵とジャガイモ炒め。これが何気に一番気に入りました。臭みはほぼ感じない羊のモツとジャガイモ、これらをスパイシーに仕上げた一皿です。

最後に、骨周りについた羊肉を巨大ラムチョップのごとくいただきながら。

自家製羊肉水餃子をいただきました。タネのお肉はそこまでパンチが効いていいるわけではなく、言われなければ気にしないで食べてしまうほどの優しさ。

デザートはカジュアル中華らしく、胡麻団子杏仁豆腐

豪快な羊塊肉を飲み放題で楽しむカジュアルなお店

今回は7人という大所帯での訪問となりましたが、人数に応じてか豪快な羊肉を拝めたので良かったです。コース内の料理はどれも外れがなく、コスパがいいとい感じました。ちなみに、飲み放題は1,800円で通常の内容なのであまり飲まない方はつけなくていいと思います。

なお、お支払いは現金のみ。クレジットカードや流行りのPayPayなどでの決済はできないので注意してくださいね。

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