インドやパキスタンの料理といえばカレー。現地の方がやられているお店が各地に広がっていて、今ではどのエリアでも気軽に本格的なカレーが食べられます。
スパイスの効いた本場仕込みのカレーは、家庭でたべる小麦粉のルーをつかったカレーライスとは違う味覚なのでたまに食べに行きたくなりますよね。
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湯島駅そばの有名店デリー、いつも行列が絶えない
湯島駅から少し歩いたところに毎日行列ができているお店があります。それがデリー上野店。
上野店というのですのから、当然上野駅から歩けます。ただ湯島駅のほうがより近くて、御徒町駅などからも歩けるという立地です。
お昼の開店時刻すこし前から行列ができはじめますが、回転はそこまで悪くない印象です。
また、店内はお世辞にも広いとは言えません。カウンターとテーブル席があり、その間の通路は人が横向きでやっと通れるくらいのきゅうくつさです。
お得でオススメ、タンドーリチキンセット
カレーやサイドメニューはもちろん単品でも注文できます。ただこの日は空腹での訪問でもあったので、お得なセットメニューからタンドーリチキンセット（1,700円）を注文しました。
好きなカレーを選んで、タンドーリチキンティッカ4ピース、サラダにドリンクがついてきます。単品で頼むより約500円ほど安くなるようですね。
今回はお店の一番人気、カシミールカレーをセットカレーにチョイスしました。
それぞれのカレーの辛さはメニューの★の数で確認できますが、カシミールは最高の★5つです（さらに辛くもできるようですので猛者はお試しくださいませ）。
はじめからラッシーが運ばれてきましたが、お好みで食後にもらうこともできます。味としては、オーソドックスなラッシーといっていいでしょう。そこまでクセや粘性はありませんが、日本のヨーグルトドリンクよりはやはり濃厚です。なお、マンゴー好きにはマンゴーラッシーの用意もあります。
そして、タンドーリチキン。こちらは、セットのサラダもついたスモールプレートで提供されます。よく煮込まれていてやわらかなチキンティッカは絶品です。
つづいてメインのカシミールカレーがきました。ライスの皿とは別盛りで自分で少しずつカレーをかけながらいただくスタイル。サラサラのルーはスパイスが効いていて刺激的なおいしさ。食べ進めるとじんわり身体があたたまってきます。
カレーにはチキン、じゃがいもがごろごろと入れられています。チキンがタンドーリチキンとかぶりますが、味もちがって旨味たっぷりなので飽きずに完食。
地味にライス自体もいい感じです。なんでも石川県産コシヒカリを精米してつかっているそうです。日本人にあう米を使う、というコンセプトがうかがえます。
デリーではあらかじめソースの大盛り（200円）も頼めるのですが、ばっちりスパイシーなカシミールなので標準量で十分ライスを食べ切れました。
また、テーブルにあるオニオンピクルスやキュウリはいい箸休めになります。ややもすると単調になりがちなカレーにちょっとした変化がつけられます。
湯島界隈でカレーが食べたいとき、デリーにいってスパイスを感じよう
創業されて60年以上、今なお人気店でありつづけるデリー。やはり間違いない美味しさでした。
1:50～21:30の通し営業なので、ランチ時の行列タイムさえ回避すれば比較的入りやすいのではないでしょうか。
また店舗は遠くてなかなか行けないという人にも朗報があります。デリーの自社工場でつくられるレトルトカレーも本格的なんです。ぜひご自宅でも名店の歴史を感じてみてくださいね。
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